『御巣鷹山』日航機123便 墜落事故から40年

『高天原山』=『タカマガハラヤマ』

この地名が、『日航機123便墜落事故』の現場とされる『御巣鷹山の尾根』の正式名称です。

この現場が『御巣鷹山』という名であることは、便宜上の通称であります。

当時の群馬県上野村の黒沢村長の言葉に由来があります。

奇しくも、『高天原』という名称は、

古事記などの神話にも登場する、天と地を繋ぐ崇高な場所とされています。

 

事故の再発防止のための重要課題は、

『原因の解明=事実の確認』であることは、広く周知されておりますところです。

 

事故の原因は、圧力隔壁の破損個所の修理ミスとされております。

但し、事故調査報告書において、『修理ミスの構造的な説明』はあったとしても、

『誰が、何故、どのような理由(状況)でそのミスを犯したのか』

という事実に基づく検証報告はございません。

当事者(ボーイング社の修理担当者)自身からも、

明確な原因に対する認識(自覚)が示されておりません。

 

つまり、未だに『原因が不明』ということなのです。

これが、『事故後  40年目の現実』です。